焼きおにぎり業界にイノベーションが起きたので紹介したい。
突然ですがみなさん「焼きおにぎり」って好きですか。
僕は大好きです。以上です。今日の話はこれで終わります。
・・・冗談はさておき、焼おにぎりとは、おにぎりに醤油をつけて表面をカリカリに焼いた料理で、焦がした醤油の芳醇な香りと苦味を伴う複雑な味が魅力的なおにぎり界の英雄的存在である。
ただし、どんな英雄にも「洞窟で○ーラ打ったら天井に頭ぶつけた」とか「ストーリー放り出してスロットやルーレットに明け暮れる」とか「世界樹の葉っぱ勿体無くて全クリまで結局使えない」等の欠点があるように、焼きおにぎりにも「とある欠点」が存在する。まずは焼おにぎりの欠点について説明しよう。
この焼おにぎりの断面図を観ていただければ一目瞭然だと思うが、焼きおにぎりは表面に味がついているため、表面を食べた瞬間が一番旨い。※個人差があります。
一口目は噛む面が全て焦げた醤油に覆われていて「最高」以外のコメントが出来ない事必至だが、その後は噛む度に白飯の比率が増えていき、香りも味も減衰していく運命を避けることが出来ない、いわば減点法のおにぎりである。※あくまで個人差があります。
この、食事が進むごとに香りと味が減衰していく運命に抗うべく、焼おにぎり業界の発明家達は日々切磋琢磨しており、2017年9月12日セブンイレブンが業界に新たな風を吹かせて革命を起こした。
なんだこれ。美味しくない訳がない。
白飯の部分が美味しくないなら、「じゃあそこに焼鮭入れちゃう」という大胆な発想。発想が突飛過ぎて一瞬理解不能なレベル。私のような凡人の、「焼おにぎりと言えば米と調味料。」という浅はかな固定観念を悠々とぶち壊す天才的発想。正直このおにぎりを紹介したい。という衝動だけでこのブログを作成しここまで700文字も書いてしまった訳だがすでにちょっと後悔しているけど気にしない。
で、肝心のこのおにぎりを食べた感想としては、
・鮭おにぎりの「鮭にたどり着くまではただの米。」という絶望的要素の払拭に成功。
・焼おにぎりの減点方式を加点法に捻じ曲げるというミラクルが発生。
これらの2点から、このおにぎりが焼おにぎり業界に爪痕を残せたのではないかと私は思っています。マジで美味しいのでぜひ食べてみて下さい。
オススメの焼おにぎりがあれば教えてください。以上です。